2012年07月28日
葉隠
「三島由紀夫 ロゴスの美神」(18)
三島由紀夫 1925-1970
yukio mishima
山内由起人 編
2003.07.31 発行(岳陽舎)
<「葉隠」>
「「葉隠」の影響が、芸術家としての私の生き方を
異常にむずかしくしてしまったのと同時に、「葉隠」
こそは、わたしの文学の母胎であり、永遠の活力の
供給源であるともいえるのである。すなわちその
容赦のない鞭により、叱咤により、罵倒により、氷
のような美しさによって。」
(「葉隠入門」)
<生死>
「男にとっては生へぶつかってゆくのは、死へぶつ
かってゆくのと同じことだ。」
(「おわりの美学」)
<肉感>
「どんな思想も観念も、肉感をもたないものは、人を
感動させない。」
(「禁色」)
<日本刀>
「神に仕えるには敬虔きわまる神事を以てし、神を護る
には雄々しき倭(やまと)心の日本刀を以てする。」
(「奔馬」)
三島由紀夫 1925-1970
yukio mishima
山内由起人 編
2003.07.31 発行(岳陽舎)
<「葉隠」>
「「葉隠」の影響が、芸術家としての私の生き方を
異常にむずかしくしてしまったのと同時に、「葉隠」
こそは、わたしの文学の母胎であり、永遠の活力の
供給源であるともいえるのである。すなわちその
容赦のない鞭により、叱咤により、罵倒により、氷
のような美しさによって。」
(「葉隠入門」)
<生死>
「男にとっては生へぶつかってゆくのは、死へぶつ
かってゆくのと同じことだ。」
(「おわりの美学」)
<肉感>
「どんな思想も観念も、肉感をもたないものは、人を
感動させない。」
(「禁色」)
<日本刀>
「神に仕えるには敬虔きわまる神事を以てし、神を護る
には雄々しき倭(やまと)心の日本刀を以てする。」
(「奔馬」)