2012年07月23日
潔癖
「三島由紀夫 ロゴスの美神」(13)
三島由紀夫 1925-1970
yukio mishima
山内由起人 編
2003.07.31 発行(岳陽舎)
<潔癖>
「潔癖さというものは、欲望の命ずる一種の
わがままだ。」(「仮面の告白」)
<女>
「褒められた女は、精神的に、ほとんど売淫
の当為を感じる。」
「これは私が永い経験から云うことで、風呂に
入るときに腕時計を外して入るように、女に向う
ときは精神を外していないと、忽ち錆びて使い
ものにならなくなりますよ」
<苦悩>
「あまりに永い苦悩は人を愚かにする。苦悩に
よって愚かにされた人は、もう歓喜を疑うこと
ができない。」(「愛の渇き」)
三島由紀夫 1925-1970
yukio mishima
山内由起人 編
2003.07.31 発行(岳陽舎)
<潔癖>
「潔癖さというものは、欲望の命ずる一種の
わがままだ。」(「仮面の告白」)
<女>
「褒められた女は、精神的に、ほとんど売淫
の当為を感じる。」
「これは私が永い経験から云うことで、風呂に
入るときに腕時計を外して入るように、女に向う
ときは精神を外していないと、忽ち錆びて使い
ものにならなくなりますよ」
<苦悩>
「あまりに永い苦悩は人を愚かにする。苦悩に
よって愚かにされた人は、もう歓喜を疑うこと
ができない。」(「愛の渇き」)