2012年07月22日

格調と気品

「三島由紀夫 ロゴスの美神」(12)
三島由紀夫  1925-1970
yukio mishima
山内由起人 編
2003.07.31 発行(岳陽舎)

<文体>
「文体をもたない批評は文体を批評する資格が
なく、文体をもった批評は(小林秀雄氏のように)
芸術作品になってしまう。なぜかというと文体を
もつかぎり、批評は創造に無限に近づくからで
ある。」(「批評家に小説がわかるか」)

<格調と気品>
「私はブルジョア的嗜好と言われるかもしれませ
んが、文章の最高の目標を、格調と気品に置いて
います。例えば、正確な文章でなくても、格調と
気品がある文章を私は尊敬します。」
(「文章読本」)

panse280
posted at 18:00

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