2012年07月16日
芸術
「三島由紀夫 ロゴスの美神」(6)
三島由紀夫 1925-1970
yukio mishima
山内由起人 編
2003.07.31 発行(岳陽舎)
<芸術>
「認識にとって美は決して慰謝ではない。・・・
慰謝ではないところの美的なものと、認識との結婚
からは何ものかが生れる。はかない、あぶくみたい
な、どうしようもないものだが、何ものかが生れる。
世間で芸術と呼んでいるのはそれさ」
(「金閣寺」)
<優雅>
「女にとって優雅であることは、立派に美の代用を
なすものである。なぜなら男が憧れるのは、裏長屋
の美女よりも、それほど美しくなくても、優雅な女
のほうであるから。」(「美徳のよろめき」)
三島由紀夫 1925-1970
yukio mishima
山内由起人 編
2003.07.31 発行(岳陽舎)
<芸術>
「認識にとって美は決して慰謝ではない。・・・
慰謝ではないところの美的なものと、認識との結婚
からは何ものかが生れる。はかない、あぶくみたい
な、どうしようもないものだが、何ものかが生れる。
世間で芸術と呼んでいるのはそれさ」
(「金閣寺」)
<優雅>
「女にとって優雅であることは、立派に美の代用を
なすものである。なぜなら男が憧れるのは、裏長屋
の美女よりも、それほど美しくなくても、優雅な女
のほうであるから。」(「美徳のよろめき」)