2012年07月01日

方言の文章について

「日本人養成講座」(5)
三島由紀夫  1925-1970
yukio mishima
1999.10.8 第一刷発行(株式会社メタローグ)

<方言の文章について>
「「卍」は関西弁で書かれた傑作であって、あの
不思議な、ぬめぬめとした軟体動物のように動き
をやめない小説の構造は、あの独特な関西弁を
除外しては考えられません。
・・・
谷崎氏は「卍」を書くに当っては、大阪生れの
助手を使ったと言われますが、私(三島)の如き
なまけ者は、「潮騒」という小説を書くときは、
いったん全部標準語で会話を書き、それをモデル
の島出身の人に、全部なおしてもらったのであり
ます。」

panse280
posted at 21:15

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