2012年06月24日

小林秀雄氏頌

「生きる意味を問う」(21)
--私の人生論--
三島由紀夫  1925-1970
yukio mishima
1997.9.18 初版発行(学陽書房・人物文庫)
(1984年単行本として大和出版より刊行されたもの)

<小林秀雄氏頌>
「近代日本文学史において、はじめて、「芸術としての
批評」を定立した人。批評を、真に自分の言葉、自分の
文体、自分の肉感を以て創造した人。もっとも繊細な事柄
をもっとも雄々しく語り、もっとも強烈な行為をもっとも
微妙に描いた人。
美を少しも信用しない美の最高の目きき。獲物のおののき
を知悉した狩人。
あらゆるばかげた近代人的先入観から自由である結果、
近代精神の最奥の暗所へ、ずかずかと素足で踏み込むこと
のできた人物。
・・・
一個の野蛮人としての知性。
一人の大常識人としての天才。」

panse280
posted at 18:56

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