2012年06月18日

永遠の女性

「生きる意味を問う」(15)
--私の人生論--
三島由紀夫  1925-1970
yukio mishima
1997.9.18 初版発行(学陽書房・人物文庫)
(1984年単行本として大和出版より刊行されたもの)

<永遠の女性>
「永遠女性らしものを近代文学に探して失望しないの
は、鏡花の小説ぐらいなものであろう。そのヒロイン
たちは、美しく、凜として、男性に対して永遠の精神
的庇護者である。私(三島)はのちに「禁色」で鏑木
夫人という女性に、そういう属性を与えてみたが、つ
いにその面影には、幼児の私が見たような永遠女性の
靉靆(あいたい)たる影は映って来なかった。」

panse280
posted at 21:15

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字