2012年05月17日

反革命宣言

「文化防衛論」(1)

三島由紀夫  1925-1970
yukio mishima
2006.11.10 第1刷発行(ちくま文庫)

<反革命宣言>
「われわれは、護るべき日本の文化・歴史・伝統の
最後の保持者であり、最終の代表者であり、且つそ
の精華であることを以て自ら任ずる。
・・・
われわれは日本の美の伝統を体現する者である。」

「われわれは民主社会のおける神である世論を否定し、
最終的には大衆社会の持っているその非人間性を否定
しようとするのである。
・・・
少数者意識の行動の根拠は何であるか。それこそは、
天皇である。
・・・
われわれの考える天皇とは、いかなる政治権力の象徴
でもなく、それは一つの鏡のように、日本の文化の
全体性と、連続性を映し出すものであり、このような
全体性と連続性を映し出す天皇制を、終局的には破壊
するような勢力に対しては、われわれの日本の文化伝
統を賭けて闘わなければならないと信じているからで
ある。
・・・
われわれは、・・・民主主義社会を守るために闘うの
でもない。・・・・終局目標は天皇の護持であり、そ
の天皇を終局的に否定するような政治勢力を、粉砕し、
撃破し去ることでなければならない。」
(昭和四十三年十二月)

panse280
posted at 19:20

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