2012年02月10日

地上の糧

「サガンという生き方」(2)
フランソワーズ・サガン
(Francoise Sagan、1935-2004)
山口路子  1966-
michiko yamaguchi
2010.10.10 第1刷発行(新人物文庫)

<試練>
「試練が人を養うという考えはまったくの嘘。
幸せなときのほうが学ぶ事はずっと多いのです。」

<「地上の糧」>
サガンは13歳でジッドの「地上の糧」を読んだ。
これは自分のために書かれたのではないかと、
いや、それ以上に自分自身が書いたのではないか
と思うほどの作品だった。この本によって人生の
可能性、歓び、充足、そして限界を発見した。

<「反抗的人間」>
サガン14歳、このカミュの「反抗的人間」によって
サガンは救われた。
「私はカミュの確固とした声を発見して心がとても
軽くなりました。彼もまたこの重くのしかかる神の
不在について長々と論じていました。神がいない
代わりに「人間」がいる、と。この優しい夢想家は
私に語りかけました。」
サガンはこの時、聖地ルルドを訪問して奇跡を見る
ことが出来ずに、信仰を失くしていた。

panse280
posted at 19:25

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