2012年02月01日

厄落としの方法

「神道」(2)
--神々との心の交流をたどる!--
武光誠  1950-
makoto takemitsu

2010.1.5 第1刷発行(青春新書)

<厄落としの方法>
神道のもっとも簡単な厄落としの方法は、
「洗う」「流す」「捨てる」ことである。

・手や顔を洗う:心の厄を落とす。
・海水浴はもとは厄落としの行事だった。
・人形を流す:重い災厄を人形につけて流す。
・年末の大掃除:一年分の厄を落とす。

<穢(けが)れ>
「穢れ」とは、「気(け)枯れ」つまり元気
でない有様。元気のない人間は汚らしく見え
る。そこから、不潔な有様を「けがれ」という。

神道では元気でない人間が、様々な過ちを犯し、
その過ちが「積み」重なったもの、つまり
穢れの重大なものが「罪」になるとする。

神道で最大の避難の言葉は、「あいつは汚い
(けがれた)やつだ」ということになる。

panse280
posted at 18:22

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