2012年01月30日

ヤマトネコ

「天皇家の常識」(2)
松崎敏彌 監修  1938-
toshiya matsuzaki

2009.9.11 第2刷発行(新人物文庫)

<皇居の番地を本籍に>
東京都千代田区千代田一番地

昭和五十七年七月調べで、557人がこの番地を
本籍にしている。(現在は非公開)

<天皇賞>
天皇家と競馬の歴史は古く、「日本書紀」にも
「天智天皇四年(665)端午の節会に走馬を覧給う」
とある。
明治三十九年十二月一日には、根岸競馬場において
”第一回帝室御賞典競争”が行われ、明治天皇から
馬匹改良・馬産奨励のために、銀製の菊花模様高彫
の花盛鉢が下賜され、天皇賞のもととなった。

<天照大神>
天照大神の本来の名は、オオヒルメムチという。
ヒルメとは「太陽神の妻」の意。

<ヤマトネコ>
「ヤマトネコ」は天皇を表わす称号である。ヤマトは
奈良県にあたる大和国をさし、ネコは首長や豪族に
対する古い尊称である。5世紀になると「ヤマトネコ」
を名のれるのは天皇だけとなった。
「ヤマトネコ」という言葉が含まれる天皇の和風諡号
(死後に贈られた和風のおくり名)は少なくない。
(例:桓武天皇:ヤマトネコアマツヒツギイヤテラス)

余談:クロネコヤマトを連想してしまう。

panse280
posted at 22:27

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