2011年12月30日

第25代武烈(ぶれつ)天皇で仁徳天皇の血筋断絶

「古事記・日本書紀のすべてがわかる本」(16)
多田元 監修
gen tada
2011.2.7 初版発行(ナツメ社)

--日本書紀・第16巻--
<第25代武烈(ぶれつ)天皇で仁徳天皇の血筋断絶>
古事記には、武烈天皇の悪行に関する記述がない。

武烈天皇で第16代仁徳天皇から続く天皇家直系の血筋
が断絶します。そこで、系譜を第15代応神天皇まで
さかのぼり、天皇家の子孫、ヲホドノミコトを見つけ
ました。この方が、第26代継体天皇です。

第26代継体天皇を引き立てるために、武烈天皇を好ま
しくない人物に仕立てあげた、という説もあります。

--古事記・下巻--日本書紀・第22巻--
<「古事記」を締めくくる史上初の女帝・推古天皇>
「古事記」では、
第26代継体(けいたい)天皇
第27代安閑(あんかん)天皇
第28代宣化(せんか)天皇
第29代欽明(きんめい)天皇
第30代敏達(びたつ)天皇
第31代用明(ようめい)天皇
第32代崇峻(すしゅん)天皇
と、簡単な系譜の記述が続き、最後に登場する天皇が、
歴史上初の女帝、第33代・推古(すいこ)天皇である。

第30代敏達天皇の后が、推古天皇(554-626)である。
推古天皇の甥(おい)が聖徳太子である。

panse280
posted at 20:11

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