2011年12月26日

ヤマトタケルの最後

「古事記・日本書紀のすべてがわかる本」(13)
多田元 監修
gen tada
2011.2.7 初版発行(ナツメ社)

--古事記・中巻--
<ヤマトタケルの最後>
東征を終えたヤマトタケルは結婚の約束を
かわした尾張にゆき、ミヤズヒメと結婚した。

しばらくしてヤマトタケルは伊服岐山(いふきやま)
の神の征伐にむかった。
過信したのか、ヤマトタケルは草薙剣を持たなかった。
侮られたことに怒った伊服岐山の神は毒気を帯びた
大粒のヒョウを降らせた。ヤマトタケルのダメージは
深く、伊勢の能煩野で力尽きた。
ヤマトタケルは死後、亡骸から魂が抜け出し、白鳥と
なって飛んでいった。(白鳥伝説)

注)能煩野(のぼの)、能褒野(のぼの)

ヤマトタケルの陵墓は3カ所にある。

ヤマトタケルの陵墓で「白鳥陵」と呼ばれている
前の山古墳は、大阪府の葉曳野市にある。

日本三大庭園の一つである兼六園(石川県金沢市)
にもヤマトタケル像が立っている。

panse280
posted at 19:35

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