2011年12月22日

神武天皇東征

「古事記・日本書紀のすべてがわかる本」(9)
多田元 監修
gen tada
2011.2.7 初版発行(ナツメ社)

--古事記・中巻--
<神武天皇東征>
4兄弟の末子、イハレビコ(神武天皇)は
天下を治めるために、東征することを兄たちに
進言し、兄弟で東へ旅立った。

宮崎→広島→岡山→大阪→奈良(大和)

注)「古事記」では16年以上かかった東征は
「日本書紀」では6年あまりで完結している。

東征後、イハレビコ(神武天皇)はオホモノヌシ
の娘、イスケヨリヒメと結婚する。

オホモノヌシ(大物主神)はオオクニヌシ(
大国主神)の分身とも言われ、自らを三輪山
に祀られることを条件に国譲りに協力した。

参考:主祭神、大物主神の「三輪山・大神神社」
(奈良県桜井市)は日本最古の神社である。

<天皇の誕生>
荒ぶる神々を平定したイハレビコ(神武天皇)
は「かしはらの宮」(奈良県橿原市)で初代・
神武天皇として即位した。(「日本書紀」には
神武天皇即位を紀元前660としている)

参考:明治天皇が、初代・神武天皇を祀るため
に奈良県橿原市に創建したのが「橿原(あしはら)
神宮」である。

<三種の神器>
三種の神器とは天孫降臨するニニギにアマテラス
が授けた次ぎの三つである。
「八尺勾玉」(皇居内所蔵)
智恵の神、思金神の命で玉祖命が作ったもの。

「ヤタノ鏡」(伊勢神宮内宮所蔵)
イシコリドメによって作られた。
「草薙剣」(熱田神宮所蔵)
ヤマタノオロチの尾から出てきたもの。

panse280
posted at 18:46

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