2011年12月19日

大国主神の国作り

「古事記・日本書紀のすべてがわかる本」(6)
多田元 監修
gen tada
2011.2.7 初版発行(ナツメ社)

--古事記・上巻--
<大国主神の国作り>
「別天(ことあま)の神」の神産巣日神は、は
オオクニヌシに、自らの子、スクナビコナという
一寸法師のモデルになったといわれる、数センチ
メートルの神と共同して、国をつくるように、
命じた。
やがて、スクナビコナが去って、途方にくれて
いると、大物主神という神が現れて、自分を三輪
山に祀ってくれたら、国作りを手伝うと、オオク
ニヌシに言った。オオクニヌシは、それを約束して、
国作りを終えた。

<国ゆずり>
タケミカヅチは、オオクニヌシに国譲りを迫った。
するとオオクニヌシは「アマテラスの御子が住む
宮殿と同じような、高くそびえる御殿を建てて
もらえたら、そこで静かに暮らします」と答えた。
そして、国譲りが、なされた。

<天孫降臨>
高天原の神による地上統治が決定し、初代の大役
を任命されたのは、アメノオシホミミの子の、
ニニギ(邇邇芸命)で、アマテラスから三種の神器
を受け取ると、日向(宮崎県)の高千穂に降り立った。
天孫降臨である。

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[天皇家系譜を整理してみる]
7番目の「別天(ことあま)の神」イザナギの
左目を洗って、アマテラスが生まれ、
鼻を洗って、スサノヲが生まれた。

そして、スサノヲがアマテラスの「勾玉」から生んだ
のがアメノオシホミミ(正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命)
であり、その子が、ニニギ(邇邇芸命)である。
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panse280
posted at 20:34

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