2011年12月17日

五穀誕生

「古事記・日本書紀のすべてがわかる本」(4)
多田元 監修
gen tada
2011.2.7 初版発行(ナツメ社)

--古事記・上巻--
<五穀誕生>
スサノヲの狼藉によって、一時ではあったが
アマテラスを天石屋戸(あまのいわと)に
おいやり、世界が真っ暗になったことの責め
を負い、スサノヲは高天原から追放された。

スサノヲは道中、食物の神、オホゲツヒメと出会う
と、食物を要求した。スサノヲは、オホゲツヒメが
料理しているところをみて、激怒して殺してしまった。
殺されたオホゲツヒメの、

頭からは、蚕(かいこ)、
両目からは、稲、
両耳からは、粟、
鼻からは、小豆、
尻からは、大豆、
陰部からは、麦、

が出現した。これを見た、神産巣日神は、それら
を採取すると地上へ授けた。こうして、五穀が
誕生したのである。

panse280
posted at 19:25

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