2011年12月11日

イエスは何故死刑になったのか

「聖書の謎を解く」(29)
三田誠広 1948-
masahiro mita

2006.7.19 第1刷第1版(PHP研究所)

<イエスは何故死刑になったのか>
イエスの罪といえば、神殿の前で犠牲の動物を
売っていた業者の屋台を壊したことぐらいで、
これは軽犯罪です。

罪状は、ユダヤ王を僭称(身分を超えて自称す
ること)した、というものでした。
イエスは自分で王だと名乗ったわけではありま
せんが「ダビデの子」として群衆にもてはや
されていました。

パリサイ派はエルサレムの民衆を煽動して、
イエスの処刑を求める大衆運動を展開しました。

イエスの裁判は逮捕から12時間で判決がでまし
たが、サドカイ派の自治権には死刑を行使する
権限はありませんでした。
最高権力者は、ローマから派遣されている総督
ピラトです。ピラトはイエスと一対一で尋問し
ます。その結果、イエスの無罪を確信しますが、
群衆の暴動を恐れ、バラバという死刑囚とイエ
スのどちらかを恩赦(過越祭の)で解放する、
という提案をして、責任逃れをしました。
群衆はピラトの意志に反して、イエスの死刑を
求めたので、イエスの死刑が確定しました。

panse280
posted at 17:43

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