2011年12月01日

仏教とギリシャ

「聖書の謎を解く」(19)
三田誠広 1948-
masahiro mita

2006.7.19 第1刷第1版(PHP研究所)

<仏教とギリシャ>
インド人(とくにインド教の祭司)の祖先は
ヨーロッパ東部から移住したアーリア民族で
すが、実はギリシャ人もアーリア民族です。

禁欲主義をとなえたゼノンの「アパテイア」
(情念を排除した静かな境地)とか、快楽主義
をとなえたエピクロスの「アタラクシア」
(何ものにもとらわれない安楽な境地)など、
悟りの境地を求める仏教と同質の要素をもって
いると言っていいでしょう。

<ヨハネとイエスの出会い>
ヨルダン川で洗礼をしているヨハネの前に
イエスが現れます。これが、イエスという
人物のファーストショットです。
子供から大人になるまでのイエスは聖書の
最大の謎です。
イエスはヨハネから洗礼をうけてヨハネの
教団に入ります。ヨハネの死後、ヨハネの
弟子の何人かを引き抜いて自分の教団の出発
点にしています。

panse280
posted at 19:04

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