2011年11月23日

迷える羊

「聖書の謎を解く」(11)
三田誠広 1948-
masahiro mita

2006.7.19 第1刷第1版(PHP研究所)

<迷える羊>
迷える羊、というのは、イエスの言葉として
知られていますが、実は、すでにイザヤが
預言しているのです。「ほふり場にひかれて
いく子羊のように」というフレーズも重要です。
十字架にかけられるイエスが、まさにこういう
イメージです。イエスは盗賊たち二人とともに
処刑されました。「その塚は悪をなす者と共に
あった」という表現は、イエスの死の顛末を
言い当てています。

<イザヤの提案>
ダビデの再来を期待するのはやめよう。むしろ
われわれは、自らが罪人であることを自覚しよ
うではないか。
なぜ神はユダヤを見捨てたのか。他国の民を
殺し、自分たちは贅沢な生活に溺れていた。
すべてのユダヤ人が罪人なのです。だからこそ
神はユダヤ人に、苛酷な試練を与えたのです。
敵を倒す強靱な英雄ではなく、むしろ小羊の
ように弱々しい英雄こそ、いまのユダヤ人には
必要なのだ。イザヤは、そう主張します。
イザヤの提案に、イエスが身をもって応えます。
イザヤはイエスを導いた、まさに偉大な預言者
だった。

panse280
posted at 18:30

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