2011年11月13日

新約聖書の冒頭

「聖書の謎を解く」(1)
三田誠広 1948-
masahiro mita

2006.7.19 第1刷第1版(PHP研究所)

<新約聖書の冒頭>
新約聖書の冒頭には「マタイによる福音書」
が置かれ、系図が延々と続きます。
マタイが言いたいのは、アブラハム、イサク、
ヤコブの子孫にダビデ王がいて、さらにその
子孫として生まれてきたのがイエスだという
ことです。

同じような系図は、「ルカによる福音書」
にも出てきますが、ルカは系図の出発点に、
人類の祖アダムを置きます。
ルカはギリシャ人で、キリスト教を世界に
広げようと意図しているので、系図をアダム
から始めないわけにはいかなかったのです。

マタイはイスラエルの民ですからアブラハム
から系図をはじめます。

イエスは十字架で死刑に処せられました。
つまり犯罪者だったわけです。教祖が犯罪者
ですから、布教活動はとても難しい。
初期キリスト教というのはそういう困難から
出発しているのです。

panse280
posted at 18:04

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