2011年11月11日

愚劣に耽らんと願う

「ツァラトストラかく語りき(下)」(8)
ニーチェ 1844-1900
Friedrich Wilhelm Nietzsche
竹山道雄訳
2010.4.15 第52刷発行(新潮文庫)

<愚劣に耽らんと願う>
「精神を有すること多きに過ぐる者は、愚劣
と痴呆に耽らんとねがう。おお、ツァラトストラ
よ、なんじみずからを顧みよ!まことに!なんじ
みずからが、過剰と智慧よりしてロバに化する
こともありうるであろう。
完全なる賢者は、好んで曲がった路を行くでは
ないか?おおツァラトストラよ、われは見ること
によって、なんじを見ることによって、之を知る!」

<なんじ諧謔(ユーモア)の人なり>
「「怒りによって殺しえず、笑いによって殺しうる」
かってなんじはかく言った。おおツァラトストラよ、
隠れたる者よ、憤怒なき破壊者よ、危険なる聖者よ。
げに、なんじは諧謔の人である!」

panse280
posted at 23:39

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