2011年10月28日

読むことと、書くこと

「ツァラトストラかく語りき(上)」(2)
ニーチェ 1844-1900
Friedrich Wilhelm Nietzsche
竹山道雄訳
2010.4.15 第64刷発行(新潮文庫)

<読むことと、書くこと>
「一切の書かれたるもののうち、われはただ、
血をもって書かれたもののみを愛する。血を
もって書け。しかるとき、なんじは悟るであ
ろう、血、すなわち精神であることを。」

「万人が読みうるということは、長年月の間
には、書くことのみならず、考えることをも
腐敗せしむるのである。」

「血をもって、また箴言をもって書く者は、
読まれることを要求せぬ。暗誦されることを
要求する。」

「最高のいただきに登れる者は、一切の悲劇を
笑う。・・・智恵は女性である。つねに戦士に
のみ恋着する。」

panse280
posted at 18:25

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