2011年10月08日

ツァラトゥストラ

「この人を見よ」(1)
--発狂前年の最後の著作--
ニーチェ 1844-1900
Friedrich Wilhelm Nietzsche
西尾幹二訳
1998.8.20 第10刷発行(新潮文庫)

<ツァラトゥストラ>
「私はこの一作(「ツァラトゥストラ」)を以て、
人類に対し、これまで人類に与えられた中での
最大の贈り物を捧げたことになるであろう。
数千年の彼方にまで響く一つの声を持つ同書は、
この世に存在する最高の書、文字通り高山の空気
をたたえた書というだけにとどまらない。
人間という事実全体がこの書のとてつもなくはるか
下の方に横たわっているのだが、これはまた、
真理の奥底にひそむ豊饒潤沢の中から誕生した
最深の書であり、その中につるべを下ろせば、
必ずや黄金と善きものとが満載して汲み上げられて
来る一つの無尽蔵の泉である。」

「嵐を引き起こすのは、最も静寂な言葉だ。」


「ツァラトゥストラ」全篇は、孤独に捧げられた
熱狂的な讃歌であり、純粋さに捧げられた讃歌で
もある。

panse280
posted at 20:31

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