2011年10月03日

オペラ音楽

「人間的、あまりに人間的(供法(20)
--自由精神のための書--
ニーチェ 1844-1900
Friedrich Wilhelm Nietzsche
中島義生訳
「ニーチェ全集6」
2011.8.10 第8刷発行(筑摩書房)

<163-オペラ音楽>
「舞台で行われているものを見ない者に
とっては、オペラ音楽はナンセンスである。」

<165-モーツアルト>
モーツアルトのきびしさは、温和なきびしさ
であって恐ろしいきびしさではない。
今日の音楽演奏家たちの、高浮彫りを施した
劇的な演奏手法は、モーツアルトの快活で、
明るい、やさしい、浮き浮きした精神に対する
ひとつの罪ではないのか?

<173-笑いと微笑>
「精神が喜ばしく、また確かになってゆけば
ゆくほど、人間はますます高笑いを忘れてゆく。
そして反対に、精神的な微笑が絶えず彼の顔に
浮かぶようになる。これは、良き生存のなか
にはこんなにも無数の楽しいことが隠されて
いるのか、と訝(いぶか)る彼の気持ちの表わ
れである。」

panse280
posted at 21:44

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字