2011年09月25日

効用よりも美を重んずるものは

「人間的、あまりに人間的(供法(12)
--自由精神のための書--
ニーチェ 1844-1900
Friedrich Wilhelm Nietzsche
中島義生訳
「ニーチェ全集6」
2011.8.10 第8刷発行(筑摩書房)

<364-効用よりも美を重んずるものは>
「人生において効用よりも美を重んずる者は、
必ずや最後には、パンよりも砂糖菓子を好む
子供のように、胃をこわして、はなはだ不機嫌
に世の中を眺めるようになるだろう。」

<365-治療法としての過度>
長期にわたって反対の天分を過度に賞味すること
によって、本来の天分をよりよく賞味することが
できる。
これは生活術における「こつ」の一つである。

<375-乞食境涯のすぐそばに>
「どんなに豊かな精神の人でも、時には、その
蓄積した財宝のおさまった庫への鍵をなくして
しまうことがある。すると彼は、ただ生きるた
めに乞食をして歩かねばならない極貧者に似て
しまう。」

panse280
posted at 19:05

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