2011年09月22日

富の持つ危険

「人間的、あまりに人間的(供法(9)
--自由精神のための書--
ニーチェ 1844-1900
Friedrich Wilhelm Nietzsche
中島義生訳
「ニーチェ全集6」
2011.8.10 第8刷発行(筑摩書房)

<286-真実への吐き気>
「女性は、本性上、あらゆる真実(男、愛、子供、
人生の目的についての)に吐き気を催す、そして
、自分たちを開眼させる者には誰かれかまわず
復讐しようとする。」

<292-美への意志における諦念>
「美しくなるためには、女はきれいと思われたがって
はならない。ひとから気に入られそうな機会が九十九
度あっても、そんなことには振り向きもせず、また
そんなことにならぬよう防がねばならない、いつか、
大いなるものを受け入れるに十分なほど心の戸口の
広き者の歓喜を刈り入れるために。」

<310-富の持つ危険>
精神を持つ者だけが富みを所有すべきだろう。
そうでないと、所有は公共的に危険である。
富は貧しい者や教養のない者に嫉妬心を喚び起こし、
社会転覆を準備する。

<315-空虚になる>
「いろいろな事件に首を突っ込む者は、内容が
貧弱になるいっぽうである。」

panse280
posted at 20:07

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