2011年09月18日

正直な書物の価値

「人間的、あまりに人間的(供法(5)
--自由精神のための書--
ニーチェ 1844-1900
Friedrich Wilhelm Nietzsche
中島義生訳
「ニーチェ全集6」
2011.8.10 第8刷発行(筑摩書房)

<145-正直な書物の価値>
「正直な書物は、読者を正直にする。

<158-悪書>
「凡庸な悪書がまさに悪書たる所以は、まさしく
それが多くの人に気にいられようと努め、また
事実気にいられるところにある。」

<166-勝たんとする意欲>
「何を企てても万事に自分の力にあまることをやる
芸術家は、しかし結局、むちゃくちゃな奮闘ぶりを
見せものにして大衆を魅了してしまうだろう。
なぜなら、成功は必ずしも勝利のもとにのみあるの
ではなく、時には、すでに勝たんとする意欲のうち
にあるからである。」

<167-自分自身のために書く>
「賢明な作者は、ほかのいかなる後世のために書く
のでもなく、まさに自分自身の後世のために、つまり、
自分の晩年のために書く。そのときになってからも
なお自分に喜びを持つことができるためにである。」

panse280
posted at 19:06

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