2011年09月15日

3/4の力

「人間的、あまりに人間的(供法(2)
--自由精神のための書--
ニーチェ 1844-1900
Friedrich Wilhelm Nietzsche
中島義生訳
「ニーチェ全集6」
2011.8.10 第8刷発行(筑摩書房)

<95-愛>
どんな最低の知能や酷薄の心情の持ち主でも、
最も抜け目のない女と最も低俗な男でも、
ほのかな光を何がしか感じ取れる言葉、
それが愛である。
キリスト教が他の宗教にまさって有する最も
精緻な技巧は、愛というただの一語である。

<107-3/4の力>
「作品が健康な印象を与えるべきならば、それは、
作者がその力量の多くとも四分の三ほどを注いで
制作したものでなければならない。」

<108-空腹の客はおことわり>
「空腹な者にとっては、上等な食事もいちばん
粗末な食事と同じで、少しもそれにまさるもの
とはならない。したがって、そうとう気むずかし
い芸術家なら、空腹者を食事に招待しようなど
とは考えない。」

panse280
posted at 19:47

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