2011年08月29日

人間と象徴

「ユング」(3)
--地下の大王--
コリン・ウィルソン1931-
colin wilson

ユング(Carl Gustav Jung、1875-1961)
1985.4.30 初版発行(河出書房)

<「人間と象徴」>
ユングは一生涯ゲーテの賛美者であった。

ユングは不明瞭なことやあいまいなことに
対して奇妙な情熱をもっている人である。

ユングは死の直前、大衆向けにわかりやすい
本を依頼されたが断っている。彼は「大衆化」
ということに常に疑いの目を向けてきた。
しかし、夢を見て決心を変えた。そうして
出来上がった本が「人間と象徴」である。

ソクラテスの「汝自身を知れ」は、ユングの
ライフ・ワークの指導原理とみなされた。

なぜわれわれは「心から望んでいるもの」が
なかなか手に入れられない世界に生きている
のか、ユングはこの問題と格闘して一生を
送った。また彼は、人間は無意味な宇宙の
なかの単なる生物学的偶然でないことを
自分自身が満足が行くまで確証したように
見える。

panse280
posted at 18:52

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