2011年08月16日

占領軍が行った検閲資料はどこにあるのか

「閉された言語空間」(2)
--占領軍の検閲と戦後日本--
江藤淳1932-1999
jun eto
2007.10.5 第6刷発行(文芸春秋)

<占領軍が行った検閲資料はどこにあるのか>
占領期の検閲を扱った文献は日本には、ほどんど
なかった。そうである以上、自分の手で解明する
以外に手だてがないと江藤は決断し、調査がはじまった。
検閲した方の資料はスートランドで探し、検閲された
方の資料はプランゲ文庫(メリーランド大学附属
マッケルディン図書館の地下室)で検索、というのが、
ワシントンでの江藤の作業になった。
プランゲ文庫を最初に訪れたのは昭和54.10.8。
スートランドの国立公文書館分室には昭和54.10.15。
以後、9ヶ月間資料との格闘がはじまることになる。

プランゲ文庫の内容は検閲を受けた書籍と小冊子
45000点、雑誌13000種、新聞11000種である。

<誰が検閲をおこなったのか>
ボックス番号858のマッカーサーがアーモンド少将に
宛てた文書によると、検閲は、ワシントンの統合参謀
本部の命令に基づいて実施された。この結果から
江藤の資料収集範囲は国立公文書館本館へと拡大された。

panse280
posted at 19:16

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