2011年05月31日

「悶悶日記」

「太宰治 人生ノート」(8)

太宰治 1909-1948
osamu dazaai

2009.2.20 初版1刷発行(光文社)

<「悶悶日記」>
--おもしろい文章なので紹介します--

「恥ずかしくて恥ずかしくてたまらぬことの、
そのまんまんなかを、家人は、むぞうさに言い
刺した。飛びあがった。下駄はいて線路!一瞬間、
仁王立ち。七輪蹴った。バケツ蹴飛ばした。
四畳半に来て、鉄びん障子に。障子のガラスが
音たてた。ちゃぶ台蹴った。壁に醤油。茶わんと
皿。私の身がわりになったのだ。これだけ、こわ
さなければ、私は生きて居れなかった。後悔なし。」

panse280
posted at 21:49

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