2011年04月23日

日露戦争

「侵略の世界史」(27)
清水馨八郎 1919-
keihachiro shimizu

2010.7.10 第11刷発行(祥伝社)

<日露戦争>
日露戦争は有色人種が白色人種に勝った
初めての大戦争で、世界史にとっても、
最も重要な出来事であった。
日本の大勝利のニュースを聞いて最も喜んだ
のは、従来ロシアに占領されたり、圧迫され、
いじめられ続けてきたフィンランド、ポーランド、
トルコなどの国々であった。
トルコのイスタンブールには「東郷通り」があり、
さらに「乃木通り」「児玉通り」もある。
ポーランドではトーゴーやノギが人名になっている
ほどだ。フィンランドでは「アドミラル・トーゴー」
と銘打った東郷ビールが、今でも広く愛飲されて
いる。

満州に野望を持っていたアメリカにとって、ロシア
の満州進出を阻止したこの戦いは好都合であったが、
日本の強大化は目障りだった。
セオドア・ルーズベルト大統領は、以後、日本を
仮想敵国に位置づけ、日本打倒のオレンジ計画を
国策とした。
1921年、米英はワシントン軍縮会議において、海軍
主力艦隊総力によって、日本の軍事力を最小に
抑えて、日本との開戦に備えることになった。

白人の植民地争奪戦に出遅れたアメリカにとって
英仏に殆どが占領されたアジアで残っているのは
満州だけだったが、そこには日本がいたのである。

panse280
posted at 18:53

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