2011年04月18日

白人はなぜ日本を侵略できなかったのか

「侵略の世界史」(22)
清水馨八郎 1919-
keihachiro shimizu

2010.7.10 第11刷発行(祥伝社)

<白人はなぜ日本を侵略できなかったのか>
19世紀半ば、白人たちは、ほぼ全世界を植民地
として手にいれた。残ったのは、日本、朝鮮、
中国、満州の極東アジアだけだった。
1853年、ペリー艦隊が浦賀に来航したのは、
そのような時期なのである。

「鉄砲と十字架」で日本も簡単に侵略できる
はずであったが、1543年にポルトガルから買った
二挺の鉄砲をもとにして種子島の八坂金兵衛は
1年後に、10挺の鉄砲を製作した。その性能は
本場物を超えていた。その32年後の長篠の戦い
で、織田信長は3000挺の鉄砲で武田軍を圧倒した。
白人にとって、日本人の技術力は大誤算だった。

オランダは先発のスペイン、ポルトガルに領土
的野心があることを幕府に密告し、独り幕府に
取り入って1639年、鎖国令が出た後も、白人国
で唯一長崎・出島での貿易が許された。

鎖国令が出るまでの30年間は日本の大航海時代
であった。台湾、コーチシナ、カンボジア、シャム、
ルソンに及び、莫大な利益をもたらし、一時は
オランダ、ポルトガルをしのぐ勢いであった。
もし、鎖国令がなければ、日本の勢力は東南アジア
で白人以上の大活躍をしていたかもしれない。

panse280
posted at 19:39

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