2011年04月16日

ハワイ&ロシア

「侵略の世界史」(20)
清水馨八郎 1919-
keihachiro shimizu

2010.7.10 第11刷発行(祥伝社)

<ハワイ>
明治以来、日本人の移民が多かったので、アメリカ
は日本にハワイを奪われるのではないかと危惧し、
リリウオカラニ女王を騙して王朝を滅ぼし(1893年)、
米領土に編入してしまった(1898年)。その折り、
ハワイの女王は明治天皇に救援を求めにきたが、
日本には、まだ米国と戦う力がなく、見殺しに
するより仕方なかった。

<ロシア>
ロシアは13世紀から15世紀にかけて250年間、
モンゴル帝国の支配下にあった。
1480年、イワン3世はキプチャク=ハン国から
独立してロシアの基礎を築いた。
以後1917年のロシア革命まで皇帝を核心とする
絶対主義国家として発展し、その領土は世界の
1/6(日本の60倍)まで拡張した。その抱える民族
は100,言語は80にのぼる他民族国家である。
そのロシアも日露戦争で日本に敗れてから衰退
の一途を辿るのだが、「マルクス主義」によって
復活する。
ソ連という国に犯罪のすさまじさ、規模の巨大
に比するものはない。十月革命直後の2年間で、
銃殺などで処刑された者は100万人といわれる。
その対象はロシア皇帝を先頭とするロマノフ王朝
の一族、貴族政治家、軍人、官僚、僧侶、地主、
資本家など旧支配層が主だった。
監獄国家の実態はソルジェニーツインの「収容
所群島」に描かれている。

panse280
posted at 19:54

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