2011年04月14日

アメリカの独立

「侵略の世界史」(18)
清水馨八郎 1919-
keihachiro shimizu

2010.7.10 第11刷発行(祥伝社)

<アメリカの独立>
1776年7月4日、アメリカは独立を宣言した。

1789年、フランス革命。
フランス革命はフランス植民地主義の上にのり、
利益を独占して空前の絶対王政を形成した特権
身分への市民、農民の反抗だった。

では、なぜ、同様の植民地大国のイギリスに
革命は起きなかったのか。
それはイギリスは植民地争奪戦に勝利し、フラ
ンスのように植民地争奪戦の敗北で財政危機に
陥ることなく、これを元に産業革命という果実
を得られたからである。

スペイン、ポルトガルも植民地を失うことで
衰退の一途をたどった。

植民地の独立は、アメリカのように、先住民の
独立ではなく、ヨーロッパからの移植民および
先住民との混血児の本国に対する独立であった。
先住民たちはその後、悲惨な運命をたどった。

<インディアンの抹殺は何故おこったのか>
フランス人はもっぱら毛皮にのみ関心があり、
スペイン人は貴金属に関心があった。そのため
彼らにとって、先住民の抹殺は得策ではなかった。
ところが、イギリス人の関心はもっぱら土地だった。
合衆国建国以来、土地所有をめぐってインディアン
と白人との間に結ばれた条約・協定は300を超えた
が、そのほとんどすべてが、日ならずして反故に
された。
インディアンは1924年にインディアン市民権法が
制定され、ようやく人間として認められるまで
狭い保留地に閉じ込められていた。

panse280
posted at 19:58

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