2011年04月02日

剣と十字架--征服の神

「侵略の世界史」(6)
清水馨八郎 1919-
keihachiro shimizu

2010.7.10 第11刷発行(祥伝社)

<剣と十字架--征服の神>
ヨーロッパでは侵略を、神の許し給う聖なる
戦いと位置づけている。
聖地カナン(パレスチナ)は「乾極」の地で
ある。この極悪な地に押し込められたユダヤ
民族の宗教、これを母胎とするキリスト教の
教えや戒律が、どうして普遍性を持ちうるだ
ろうか。まして湿極の日本人の生活に馴染む
はずがない。
彼らの崇めるヤハヴェの神は繁栄を呪う嫉妬
の神であり、富を略奪し、搾取する機会を
約束する「征服の神」でもある。
会田雄次氏は、いくら旧約聖書を読み返して
も、そこにどうしても理想と愛を見出すこと
ができない、と述懐している。

<一神教と多神教>
自然環境が厳しい土地では一神教であり、
自然環境が豊かな土地では多神教になっている。

<白人>
神が自分の姿に似せて創ったという人間とは
「白人」のことである。白人にとって黒人とは
人間ではない。奴隷売買や、黒人へのむごい
仕打ちに人間として悪の意識、罪の意識を感じ
る必要はない。それが白人にとってのキリスト
教なのだ。
15世紀以降、このキリスト教が人類史上類の
ない異民族大虐殺を犯し続けることになった。

panse280
posted at 20:14

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