2011年02月27日

糸川英夫の存在

「はやぶさ」(14)
吉田武 1956-
takeshi yoshida

2010.6.25 第2刷(幻冬舎新書)

<糸川英夫の存在>
「糸川英夫の存在は、革新的な技術者であると
同時に、前例と闘い、官僚に屈せず、確かに
国の方針にまで影響を与えて、今なお続く
我が国の宇宙開発の大きな流れを生み出した、
という所にその偉大さがある。」

糸川の辞任後、科学衛星としては、「はやぶさ」
で第20号になる。

2003年5月9日13時29分25秒に小惑星探査機「はやぶさ」
は打ち上げられた。

2005年9月12日、イトカワ上空20kmに到達した。
10月2日、管制室に衝撃が走った。
リアクション・ホイールが2基とも故障した。
しかもこれらは外国製品で、「ブラックボックス」
化されているので、対応しようがない。
考えれば考えるほど、悔しさが募った。

その後も数々のトラブルをかかえながら2010年6月13日
22時51分、60億kmの旅を終え、地球に帰還して燃え尽きた。
サンプル容器カプセルはオーストラリアのウーメラ区域
で回収された。

「はやぶさ」の奇跡的な帰還に多くの国民は感動
した。技術者たちは、「ブラックボックス」化された
外国製品など使いたくはないのだ。それには、国民
の応援がなければできないのだ。

panse280
posted at 18:37

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