2011年01月21日

三島の手塚治虫批判

「天皇の起源」(10)
林房雄1903-1975
fusao hayashi

1988.12.05 初版発行(株式会社天山出版)

<文化防衛論--三島由紀夫(2)>
「文化防衛論」は「天皇防衛論」である。
天皇を護持することは政府にすら期待しては
ならない、と三島は宣言した。

「政府は、最後には民衆に阿諛(あゆ)する
ことしか考えないであろう。・・・われわれは
民主社会における神である世論を否定し、
最終的には大衆社会のもっているその非人間性
を否定しようとするのである。」(三島)

<三島の手塚治虫批判>
「手塚治虫の漫画なんか見ると、あたかも人民
闘争があって、奴隷制があって、神武天皇という
奴隷の酋長がいて、奴隷を抑圧して国家をつくった
ように書いてあるが、・・・これはこのごろの
子供に読ませるための共産主義者の宣伝で、単純
な頭にわかりやすく漫画でかいてある。」

<三島の小泉信三批判>
「天皇と国民を現代的感覚で結びつけようという
ことは小泉信三がやろうとして間違っちゃった。
小泉信三は結局天皇制を民主化しようとして
やりすぎて週刊誌的天皇制にしちゃったわけです
よ。」


panse280
posted at 20:45

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