2011年01月13日

柳田国男

「天皇の起源」(2)
林房雄1903-1975
fusao hayashi

1988.12.05 初版発行(株式会社天山出版)

<柳田国男>
「「柳田国男集」第十巻には、「日本の祭」
「神道と民俗学」「神道私見」などが収め
られている。古代信仰の研究者が必ず通過
しなければならぬ重要な峠道の一つである。」

「昔も今も一様に、彼等(仏法者)の目から
みれば不信者と言わなければならぬ者が国民
大衆の大部分を占めていたのであります。」
(「神道と民俗学(柳田)」)

「葬式と法事のほかには坊主とつきあわぬという
人はいくらでもある、と柳田翁は書いている。」

これに反して全国の神社の参拝者は年々増えて
いる。「マッカーサー司令部の「神道廃止指令」
も今は全く意味を失った。」

<西洋民族学と日本民俗学>
西洋の民族学者は古代信仰を調べるために、
世界中に遠征しなければならなかったが、日本
の民族学者は、日本を調べれば事足りた。
「なかでも最も豊かに三千年来の古俗を保存し
ているのは神道と神社であり、天皇そのものと
宮中の儀式であった。・・・日本では古代の
復元は西洋よりも容易であった。仏教はキリスト
教の異教絶滅のようには日本の固有信仰である
神道を破壊絶滅しようとはせず、むしろその
進化と発展に寄与した。」

panse280
posted at 19:34

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