2010年11月28日

シイタケのはなし

「健康自主管理と食品の常識」(9)
--三石理論による自主管理システム(2)--
三石巌 1901-1997
iwao mitsuishi

2009.3.1 第2刷(阿部出版)

<シイタケのはなし>
「しいたけ健康法」を書いた森喜作氏は、糖尿病
に肝炎を併発して、69歳でなくなりました。
・・・森氏は、シイタケで糖尿病がなおると思い
こんでいましたから、これをふんだんに食べた
ことでしょう。ところが、シイタケのタンパク質
は、プロテインスコアが18と飛び抜けて低く、
非良質タンパクの代表みたいな食品です。その
ために、かれの食生活は、低タンパクに陥って
いただろうと思います。」

「健康法を説く人が、健康をそこねて早死にする
例は、まれではありません。いや、むしろそういう
例はあまりに多いのです。・・・シイタケにこる、
食物繊維にこる、玄米にこる、自然食にこる、ニン
ニクにこる・・・。それだけではどれもだめです。」

「シイタケの価値を高くみるのは錯覚ではないか、
・・・わたしたちは、風味や舌ざわりがよいから
シイタケをたべる、としておくのが無難ではない
でしょうか。」

panse280
posted at 18:59

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