2010年10月07日

活性酸素とのつきあい方

「医学常識はウソだらけ」(13)
--分子生物学が明かす「生命の法則」--
三石巌 1901-1997
iwao mitsuishi

2010.8.5 第7刷(祥伝社)

<活性酸素とのつきあい方>
活性酸素は細胞の「電子ドロボー」である。
電子ドロボーの被害者は、体内にあるタンパク質
や脂質の分子である。ときには遺伝子が狙われる。
電子を一つ横取りされたために、その分子の構造
が変わり、本来の働きができなくなってしまう。
その結果、老化や病気が起こるのである。
しかし、そのドロボーも場合によっては役にたつ。
たとえば細菌やウイルスのような悪者も、電子を
奪い取られると死んでしまう。また排卵や受精など
の活動も活性酸素に電子を抜き取ってもらわないと
うまくいかないようだ。
人生の伴走者でもあるやっかいな活性酸素と私たち
はいかに付き合うべきか。

それは、活性酸素に「身代わり」役を与えれば
いいのだ。その「身代わり」役こそがスカベンジャー
(活性酸素の掃除屋)である。
活性酸素は電子を一つだけ盗めば満足してくれる。
それ以上は盗みを働こうとはしない。だから
スカベンジャーが素直に電子を渡して活性酸素を
なだめるようにしてけば、老化の進行を遅くし
病気を防ぐことができるわけである。

補記:スカベンジャーとなる食品
--抗活性酸素剤--
[ビタミンC]
レモン、イチゴ、ミカン、柿、パセリ、トマト、
ブロッコリー、ピーマン、サツマイモ、番茶

[ビタミンE]
アーモンド、コムギ胚芽、大豆、落花生、ウナギ、
シジミ、カツオ、アユ

[カロチノイド]
緑黄色野菜(ニンジン、カボチャ、トマトなど)
柑橘類、抹茶、赤身の魚、海藻、卵黄、
魚卵(タラコ、スジコ、ウニなど)

[ポリフェノール]
ゴマ、緑茶、赤ワイン、コーヒー、ショウガ、
香辛料(グローブ、ナツメグなど)、ハーブ

panse280
posted at 19:37

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