2010年09月28日

「食塩を摂りすぎると高血圧になる」のウソ

「医学常識はウソだらけ」(4)
--分子生物学が明かす「生命の法則」--
三石巌 1901-1997
iwao mitsuishi

2010.8.5 第7刷(祥伝社)

<「食塩を摂りすぎると高血圧になる」のウソ>
「基本的に、高血圧と食塩摂取量とのあいだには
ほとんど因果関係がない。」

「たしかに、食塩の過剰摂取で高血圧になる人は
いる。ただし、それが原因になっているケースは、
高血圧患者100人のうちたった1人か2人という割合
なのである。」

「こんな愚かなマニュアルが「常識(食塩=高血圧)」
として”日本の医師全般”に通用しているから、
私は医者を信用できないでいる。」

では、何故、「食塩=高血圧」が常識になったのか?
それは疫学(えきがく)によってである。
疫学とは、地域や職域などを限定して、年齢、学歴、
食生活、生活習慣、職業などの違いによって病気の
発生率の分布を調べるのである。
エイズが当初、ホモセクシャルの病気である、と
いわれたのも、この疫学の限界を示している。

panse280
posted at 19:31

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