2010年09月09日

老将からの伝言

「甦る零戦」(13)
--国産戦闘機vsF22の攻防--
--平成のゼロ戦「心神」--
春原剛 1961-
tsuyoshi sunohara

2009.9.30 発行(新潮社)

<老将からの伝言>
ゼロ戦の開発を手がけ、終戦後も一貫して
戦闘機開発に取り組んだ伝説の男がいる、
高山捷一元空将94歳(2009年現在)である。

「独立国として、自前の(ジェット)戦闘機
ぐらい作れないでどうするのですか」
(大蔵省の予算担当者へ言った言葉)

高山は防衛庁退官後も数十年に渡って米専門誌
「アビエーション・ウィーク・アンド・スペース・
テクノロジー」を毎号翻訳し、思いつくことを
まとめたメモとともに百ページにも及ぶ報告書
として防衛省・自衛隊の後輩たちに配り続けた。

防衛省・自衛隊の計画通りに進めば先進技術
実証機「心神」は平成25年にその雄姿を現す
はずである。

panse280
posted at 20:21

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