2010年09月06日

F22の導入難航、そして国産開発へ

「甦る零戦」(10)
--国産戦闘機vsF22の攻防--
--平成のゼロ戦「心神」--
春原剛 1961-
tsuyoshi sunohara

2009.9.30 発行(新潮社)

<F22の導入難航、そして国産開発へ>
2008年晩夏、防衛省技術研究本部は財務省に
提出した概算要求項目の中に、「先進技術
実証機の研究」を盛り込んだ。そして、
2009年分は85億円。2015年までの総額は394億円。
という査定が下された。
遅れをとった計画だが、将来を睨み、実際に機体
を作成することで未来の戦闘機に必要な最新の
要素技術を開発・習得し、第五世代以降、すなわち
第六世代戦闘機の技術革新にも備える一歩が踏み
出された。

第六世代戦闘機の基本コンセプト(米国)は、
スパコン人工知能搭載の無人飛行機である。
ハリウッド映画「ステルス」では、この第六世代
戦闘機が描かれている。

第六世代戦闘機には「変形(モーフィング)」機能
も搭載され、「「目標に応じて体形を変える兵器」
、例えば、攻撃目標が海中に潜んでいる場合は、
「まるで「魚雷」のような姿形となって出撃する
ことも可能」(林富士夫:心神コンセプト作業を
リードした元技術開発官)

panse280
posted at 19:46

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