2010年08月29日

アメリカはそんなに甘くはない

「甦る零戦」(2)
--国産戦闘機vsF22の攻防--
--平成のゼロ戦「心神」--
春原剛 1961-
tsuyoshi sunohara

2009.9.30 発行(新潮社)

<アメリカはそんなに甘くはない>
1987年初め、「オール・ジャパン」体制を構築
することで、米側の共同開発案に対抗する布陣を
固めた。(三菱重工業・川崎重工業・富士重工業・
石川島播磨重工業・三菱電機)

しかし、である・・その年の春には米国防総省が
反撃に出た。1987年5月中曽根はレーガン政権の
国防長官のワインバーガーと会談。ワインバーガー
に押し切られた。防衛省は最終的にF16をベースに
日米共同開発を決めた。だがレーガンを継いだ
ブッシュになると、F16の頭脳とも言える
コンピュータの「ソース・コード」の一部制限を
追加した。「(何と不平等で、不誠実な対応なのか
・・・)防衛官僚、守屋はそんな怒りを胸に溜め込ん
でいった。」

第二次大戦前、アジアの大国として台頭した日本
に脅威を感じた米仏両国はエンジンの対日供与を
停止した。これによって、航空機開発を潰したと
思った米仏がやがて目にしたのが「零戦」だった。
戦後、日本を占領した米国が最初に実施したのが
「日本の航空機産業を潰すことだった」と守屋は
結論づけた。

panse280
posted at 19:39

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