2010年06月30日

アメリカの気の長い戦術

「100年予測」(13)
ジョージ・フリードマン
george friedman 1949-

2009.10.25.再版(早川書房)

<アメリカの気の長い戦術>
2040年代、「アメリカの戦術は、長い時間をかけて
すべての脅威を徐々に破壊することである。・・・
アメリカはおきまりの自決主義と民主主義的価値観
の原則を持ち出して、日本とトルコを国家主権を
脅かし人権を侵害する存在に仕立て上げるだろう。」

「今世紀半ば頃までには、ハワイに配備された極超
音速ミサイルが日本近海の船舶や満州の戦車を、も
のの半時間で攻撃できるようになるだろう。また
アメリカは、宇宙から超音速で発射し、地上目標に
壊滅的被害を与えることができるミサイルを構築
する。・・・この新型の宇宙配備システムは何年も
前から計画されるが、導入は息を呑むようなピッチ
で進められるだろう。・・・仮に2047年までに、
と言っておこう。」

「宇宙から制御する新世代兵器の導入、そして攻撃的
な政治圧力と経済政策は、すべて日本とトルコを封じ
込めることを狙ったものだ。」

panse280
posted at 20:35

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