2010年06月12日

30世紀,ネアンデルタールの亡霊

「人類の長い午後」(16)
--未来史の冒険「西暦3000年の世界」--
橋元淳一郎
jun-ichiro hashimoto
1947-
1999.11.9.第1刷(現代書林)

<30世紀,ネアンデルタールの亡霊>
30世紀、人類は3つの種に分岐する。

1つは、宇宙冒険に興ずるもの。
1つは、退化への道を選択するもの。
1つは、ネアンデルタール人の復活を試みるもの。

遺伝子の改変、生殖技術の多様化によって、人種も
民族もなくなっている。

宇宙エレベーター、月との橋、など巨大建築が
急ピッチに建設されている。

科学を超えた「超知性原理」を手に入れた人類も
幸福を手に入れることはできない。一部の人々は、
拡大し続けた知性の空しさに絶望し、、幸福追求
のために逆の道を、選択するだろう。彼らは、脳
も肉体も捨て、単細胞バクテリアになる。

もう一つの集団は、宇宙に飛び出すこともなく、退化
の道を歩むこともない。彼らは地球で、より人間
らしく生きたいと望む。
昔、地球上には2つのホモ・サピエンス属は共存して
いた。我々の祖先である、ホモ・サピエンス・サピ
エンスと我々の直系ではない、ホモ・サピエンス・
ネアンデルターレンシスである。
ネアンデルタール人は優れた狩人であり、家族と仲間
の愛情を大切にする人々だった。
新人類たる30世紀人たちは、ネアンデルタール人の
クローン制作をはじめる。

panse280
posted at 21:38

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