2010年05月28日

タイムマシン

人類の長い午後」(1)
--未来史の冒険「西暦3000年の世界」--
橋元淳一郎
jun-ichiro hashimoto
1947-
1999.11.9.第1刷(現代書林)

<「タイムマシン」>
H.GウェルズはSF小説「タイムマシン」の中で、
3000万年後の世界を次のように描いている。

「マシンはついに3000万年後に達した。蟹の類は
そこになく、蘚苔植物が鉛色に沈んでいるほか、
地球上には生命を感じさせるものがなかった。」

3000万年後、人類は滅亡している、たぶん99%
以上の確率で、この予言は正しい。

本書(「人類の長い午後」)は、科学礼賛の書で
もなければ、人類への警告の書でもない。これま
でのいかなる未来予測本とも違った趣旨で書かれて
いる。・・・言ってみれば、どこか宇宙の高みに
超越的存在がいて、それが綴った人類千年の歴史
だと思ってもらえればよい。

panse280
posted at 21:11

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