2010年05月24日

ショウペンハウアーによる時空超越論

「「霊界」の研究」(14)
--プラトン、カントが考えた「死後の世界」--
金森誠也
sigenari kanamori
1927-
2008.7.17.第1刷(PHP研究所)

<ショウペンハウアーによる時空超越論>
ショウペンハウアーによれば、幽霊の幻視は意志と
結びついている。意志は空間、時間の制限下におかれて
いないので、遠方との交信、生者、死者、相互作用を
可能にする。

60歳をこえたショウペンハウアーは
「視霊とこれに関連するものについての研究」を書いた。

「死人の幽霊が目覚めた意識の中に現れないとは断定
できない。だが、この種の幽霊が最もひんぱんに見られる
のは、眠りながらも目覚めているような状態である。」

「夜は幽霊の時間だ。暗闇、静けさ、それに孤独は
外的印象を消滅させ、内部からやってくる脳の活動に
余地を与えるからだ。」

「亡霊そのものでなく奇妙なものを見て死ぬ例もある。」

「いまわのきわにある人はその場にいない友人たちが
大勢あらわれるのを見る。」

「プロテスタントの教会信仰によれば、霊は出現できない。
・・・これに反しカトリック教会では六世紀、ローマ
法王グレゴリウス一世によって煉獄が想定されたことに
よって、・・・亡霊の例外的な出現を認めた。」

<フロイトの視霊夢判断>
フロイトはショウペンハウアーの「視霊とこれに
関連するものについての研究」を夢についての重
要参考文献に掲げた。

panse280
posted at 19:48

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