2010年04月19日

本居宣長の志(こころざし)

「本居宣長(下)」(10)
小林秀雄
hideo kobayashi
1902-1983
平成4.5.25.発行(新潮社)

---本居宣長補記----

<宣長の志(こころざし)>
「いにしえの道を考へ明らめて、その旨を、人にも
教えさとし、物にも書きのこしおきて、たとひ五百
年千年の後にもあれ、時至りて、上にこれを用ひ
行ひ給ひて、天下にしきほどこし給はん世を待つべし。
これ宣長が志しなり」
(うひ山ぶみ)---死の三年前に書かれた。

「宣長にとって「古事記伝」起稿(三十五歳)とは、
そのまま彼の「立志」であった。」

「直毘霊(なほびのみたま)」とは「古道」とは何か
が、まともに説かれた宣長の代表作とされている。

補記:
「歌の事」から「道の事」へと自然に移行した芸術家
宣長が、「直毘霊」の結末に書いたことは、つまり
日本の古典を学べ、そうすればおのずと行うべき道
は見えてくる、ということだった。

panse280
posted at 20:06

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